観光名所

ニューヨークの新観光名所「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の新しいショッピングモールが想像以上にすごかった

2019年3月15日にニューヨークに7階建ての新しいショッピングモール「Hudson Yard(ハドソンヤード)」がオープンしました。

この「Hudson Yard(ハドソンヤード)」のショッピングモールはコーチ(Coach)やスチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)などの高級ブランドからH&Mやユニクロなど100店舗以上の小売ブランドとマイケル・ロモナコ(Michael Lomonaco)、コスタス・スピリアディス(Costas Spiliadis)のような有名シェフのレストランからシェイク・シャック(Shake Shack)やフク(Fuku)のようなファストフード店など25店舗のレストランが入る7階建ての複合施設です。
※2019年3月現在は3階までがオープンしていました。

「Hudson Yard(ハドソンヤード)」は2005年よりスタートした民間機状による総工費250億ドル(約2兆7800億円)以上を投じたメガプロジェクトなのですが、実は民間企業による開発としては米国最大規模と言われています。

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実は今回の「Hudson Yard(ハドソンヤード)」のオープンは全体の約半分のエリアのみオープンしており、まだ半分はオープンしてない状態です。

2025年に完全オープンする予定になっています。

この記事では2019年3月15日にオープンした「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の中でもショッピングモールを中心に紹介したいと思います。


簡単にこの「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の新しいショッピングモールを一言で言うと「次世代のデパート」です!

実際に「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の新しいショッピングモールに行って来たので「Hudson Yard(ハドソンヤード)」までのアクセス方法と新しいショッピングモール内を軽く紹介します。

目次[隠す]

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」までは地下鉄で7番線の「34st Hudson Yards」の駅で降りると歩いて数分でつきます。地下鉄のチケットの買い方は「画像付き!英語が全くできない人でもご安心を!ニューヨークの地下鉄の切符を買う方法」を参考にしてください。

画像付き!英語が全くできない人でもご安心を!ニューヨークの地下鉄の切符を買う方法の記事のアイキャッチ写真

画像付き!英語が全くできない人でもご安心を!ニューヨークの地下鉄の切符を買う方法

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ですが、オススメとしては「空中公園ことハイラインのおすすめポイントを動画と写真を使って紹介」で紹介した「ハイライン」をチェルシーマーケットの方から34stの方に歩いていくと「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の近くに出るので、「Hudson Yard(ハドソンヤード)」に行くならついでに「ハイライン」も一緒に楽しまれることをオススメします。

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自分はハイラインで歩いて34stまで行ったのですが、「Hudson Yard(ハドソンヤード)」っぽい場所がどこかわからなかったのでスタッフっぽい人に聞くと「あっち」と言われるのですが、、、どこにも「Hudson Yard(ハドソンヤード)」っぽい建物はありませんでした。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」は2025年に完全オープンで、今回のオープンは一部のみと言うことでしたが、この段階では建物はないし、工場現場で使う足場がいろいろな場所で作られているだけでした。

「本当にあるのかな?」と怪しみながらも人の流れに合わせて歩いていると、

ニューヨークに新しいショッピングモール「Hudson Yard(ハドソンヤード)」がオープンしたので遊びに行って来たの記事のアイキャッチ写真

急に目の前に「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の建物が現れました!

この写真の真ん中にあるハチの巣のようなジオメトリックなデザインが特徴的なオブジェは名前が仮で「Vessel(ベッセル)」と名前がついている「Hudson Yard(ハドソンヤード)」を代表するオブジェの1つです。

この「Vessel(ベッセル)」のオブジェは英国のデザイナー、トーマス・ヘザウィック(Thomas Heatherwick)氏が設計を担当し、8階建て構造で高さ60メートル、広さは3万平方メートル、内部の階段数は2500段で、80箇所の踊り場とエレベーターが設置されています。

ニューヨークのメディアでは「ニューヨークの新しい展望台」とも言われており、入場料が無料なことと15分ほどで往復できることからオープン当初から大変人気があり、

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「Vessel(ベッセル)」がオープンして1週間後に訪れた際は長蛇の列ができていました。入場するのには30分以上はかかると言われました。

この「Vessel(ベッセル)」の入場チケットは「公式Hudson Yard(ハドソンヤード)公式サイト」から予約もできるのですが、非常に人気なため空きがあったとしても瞬殺で完売してしまいますので現地のチケットセンターでチケットを受け取ることをオススメします。

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「Vessel(ベッセル)」のオブジェの左側に無料の入場チケット配布センターがあり、列ができているのでそこに並びましょう。スタッフが紙を配布しているので、その紙をもらったらオブジェの列に向かってください。

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多分30分くらい並べば「Vessel(ベッセル)」に入場できます。

「Vessel(ベッセル)」に登る際に注意して欲しいのが作画全てガラスになっているため高所恐怖症の人はキツイと思います。お子様などと一緒に登る方は必ずお子様の手を持っておきましょう。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」のショッピングセンターに入ると高級時計「ROLEX(ロレックス)」からアメリカ発のブランド「TORY BURCH(トリーバーチ)」などの有名ブランドがズラッと目の前に現れます。

アメリカのショッピングモールに行ったことない人は日本でいう伊勢丹みたいなと思ってもらえばわかりやすいかと。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」のフロアーは1週ぐるっと回れる感じで、動画のように通路の両脇に店舗があるある感じです。

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一部のブランド店舗はまだオープンしていませんでしたので、また時間をあけて訪れようと思います。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の1階フロアーで一番印象的だったのが「Hudson Yard(ハドソンヤード)」のジオラマが見られる「The Residences at Hudson Yard」という展示スペースです。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」では不動産も取り使っており、スタジオから4ベッドルームのペントハウスまで、178戸の賃貸住宅があり、その一部を販売していました。

ニューヨークの全体の家賃は「ニューヨークの家賃知ってます?渡米するまで知らない理想と現実と部屋の一般的な家の探し方」の記事で書いた通り物価が高いので日本に比べて高額です。この「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の場合1ルームのスタジオサイズで5095ドル(約57万円)以上と高額ですが、プールやジム、バスケットなどが楽しめるだけでなく3メートルの高い天井で開放的な空間と、マンハッタンのスカイラインを楽しめる環境を考えると高くないのかもしれませんね。

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ニューヨークの家賃知ってます?渡米するまで知らない理想と現実と部屋の一般的な家の探し方

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もちろん物件の紹介だけではなく、「Hudson Yard(ハドソンヤード)」全体の建物の紹介も見ることができます。あと、まだ完全オープンしてないので全体像を見てなかったですが、もし完成すると想像以上に大きな新しい観光名所になると思います。

さすが「Hudson Yard(ハドソンヤード)」が民間企業による開発としては米国最大規模と言われる理由がわかります。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の2階フロアーでは日本の代表ブランド「ユニクロ」と「無印」からZARAやH&Mなどのファストファッションブランドはもちろんのこと、


ニューヨークのストリートブランドで今注目されている「Kith」のアイス部門の「Kith Treats」の店舗も入っていました。

「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の店舗ではアイス以外にも限定のアパレルも販売していました。オープンしたばかりということもあり、20分ほど並ばないといけないですが、アパレル購入希望の方は列関係なしにアパレルのみを購入することができます。

「Kith」の詳しい詳細は「マンハッタンにある3階建のKithの店舗を歴史と一緒に紹介します」の記事で紹介していますので、合わせてお読みください。

マンハッタンにある3階建のKithの店舗を歴史と一緒に紹介しますの記事のアイキャッチ写真

マンハッタンにある3階建のKithの店舗を歴史と一緒に紹介します

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2階のフロアーで一番おすすめなのがKickstarterやIndiegogoなどのベンチャーキャピタルが出資する最もクールなガジェットが集まるサンフランシスコのスタートアップ「b8ta」です。

例えばHIKAKINも紹介している骨伝導イヤフォンブランド「Aftershokz」のイヤフォンなども売っていますし、

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タイポライター型のBluetoothのキーボードやデジタル型の金庫などスタートアップぽい商品が多かったですが、

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この最新のスタートアップ商品の中でも個人的に面白かったのが有名アーティストの作品が毎月定額料金($50~)を支払うことで何枚か好きな作品をレンタルできるフレームです。

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「え?デジタルな絵なんて違和感ある…」って初めは思ったのですが、実際に目のまでジーと見ても、本物の絵のような高品質な出来栄え。確かにアメリカ人はアートを家に飾る文化があるから、これだけの高品質のデジタルフレームならお手軽にフレーム内の絵も変えれるし、定額制だから飽きたら解約すればいいお手軽感を考えると流行りそうな気もする。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の3階フロアーは飲食系のレストランが揃っているフロアーです。

ニューヨークではおなじみのシェイクシャックバーガーや1923年創業のニューヨーク老舗のチョコレート屋さん「Li-Lac Chocolates(ライラックチョコレート)」、ベイエリア発祥のオーガニックコーヒー店「ブルーボトル」などニューヨークを代表するお店からロンドンを拠点とするピーター・ジン(Peter Jin)シェフのアジアンレストラン「ワイルドインク」、フライドチキンファーストフードチェーン店「フク」、オーストラリアンカフェのチェーン店「ブルーンストーン・レーン」など世界的に人気のレストランも出店しています。

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中でも子供に大人気なのがニューヨークで1、2を争うキャンディーショップ「Dylan’s Candy Bar(ディランズキャンディーバー)」です!

初ニューヨーク旅行に行く方の為に書きました!ゴシップガールおすすめロケ地10選」でも紹介した人気ドラマ「ゴシップガール」のロケ地としても使われた有名なお菓子屋さんで、海外セレブもたくさん訪れることからセレブたちの好みに合わせてセレクトされたキャンディーが売っていることでも有名です。

初ニューヨーク旅行に行く方の為に書きました!ゴシップガールおすすめロケ地10選の記事のアイキャッチ写真

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」の入り口の「Vessel(ベッセル)」のオブジェを見た時から「インスタ映えを狙ったような建物だな」という印象があったけど、このショッピングモール内もインスタ映えするようなアートやオブジェがたくさんある。


例えば2階フロアーのとある壁一面が触ると色が変わる仕組みになっていて、家族やカップルたちが楽しそうに絵や文字を書いて遊んでいた。

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他にも無料で花を配るイベントもやっていて、スタッフが「受け取ったらインスタグラムにハッシュタグをつけて投稿してね!」と言っていた。

この「Hudson Yard(ハドソンヤード)」のショッピングモールは「ショッピングモールに暇だから行く」のではなく「体験をするためにショッピングモールに行く」という考えに変わってしまうような新しい形のショッピングモールだなって足を運んで見て思いました。

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「Hudson Yard(ハドソンヤード)」はまだまだ未完成でオープンしてない場所も多いですが、正面にある「Vessel(ベッセル)」のオブジェは高所恐怖症の方でなければ一度登ってみることをオススメします!

この「Vessel(ベッセル)」は左右対称なので一方向に進むとぐるりと一周できる仕組みになっており、サイドがガラスなので景色が変わりながら上下に登り、下りできるので見ていて飽きないですし、今まで見たことないような光景が面白いです。

この「Vessel(ベッセル)」の入場チケットは「公式Hudson Yard(ハドソンヤード)公式サイト」から予約もできるのですが、非常に人気なため空きがあったとしても瞬殺で完売してしまいますので現地のチケットセンターでチケットを受け取ることをオススメします。

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インフォメーション


オススメ度 : ★★★★★
住所:530 W 30th St, New York, NY 10001
電話番号:(646) 954-3100
営業時間:10時00分~21時00分 (営業時間変動あり。詳しくはHPを見て下さい)
最寄り駅:34st Hudson Yard(7線)
WIFI:あり
電源:なし
トイレ:あり
ホームページ:https://www.hudsonyardsnewyork.com/

※この記事は2019/03/27に公開した情報になります
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Kei | 小さなニューヨーカー
1週間でニューヨーカーと結婚したり、急に離婚してニューヨークでホームレスになったりと色々経験済。コロナで事業全滅→新規事業立ち上げ→右肩上がり。NYC在住歴8年目でギャラリーや美術館好き。詳しい自己紹介はこちらから。