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みなさん、話題のiPhone Xは購入しましたか?
この記事はニューヨーク在住のKeiがiPhone Xを発売日にゲットするために前日から12時間並んで、iPhone Xを購入するまでの流れを記事にしたものです。是非今から新作iPhoneを購入するためにニューヨークに行かれる方は是非参考にしてください
自分はマンハッタンのアップルストアで購入するのは難しいと判断してクイーンズセンターの中にある、マンハッタンよりかは田舎のアップルストアに行きました。
Long queue at Apple store New York for #iPhoneX pic.twitter.com/V1A2NYKJby
— prayag sonar (@prayag_sonar) 2017年11月4日
今回のiPhone Xはアメリカでは11/3に発売されたのですが、ニューヨークで一番有名なマンハッタンの5番街にあるアップルストアでは3日前からiPhone X購入者が並んでいました。
毎回新作iPhoneは発売数の問題で発売後は数ヶ月入手困難になるため、転売することで稼ぐことができる匂いを嗅ぎつけた転売ヤーが新作iPhoneを転売するために購入します。それもあり、毎回新作iPhoneが発売されるたびに何日も前からiPhone発売日に購入するために並ぶ転売ヤーもたくさんいます。
実際にiPhone Xの発売発表があってからメディアが在庫数が少ないことから転売価格が跳ね上がるのではないか?と予想されていたので、多くの転売ヤーがiPhone Xを購入するために数日前並んだみたいですが、想像以上にiPhone Xの在庫数があったのかebayやヤフオクの転売価格はそこまで大きく跳ね上がっていませんでした。
とりあえず、今回のiPhone Xは自分用で欲しかったので、先ほども紹介したクイーンズセンターのアップルストアーでiPhone Xを購入するために前日の19:30から並ぶことにしました。
「何時から並びに参加するのがベストですか?」とよく聞かれますが、今回の並びに関しては前日の13:00頃に一度視察でクイーンズセンターのアップルストアに行き、まだ誰もいなかったのでiPhone X購入希望者の多くの人の仕事が終わる19:00付近に並びに行くことにしました。
この写真を撮った段階で20人ほどiPhone Xの列に並んでいました。
少し並んでいるとアップルストアのスタッフが並びの列に来て、「明日のiPhone X発売時間は8時からです。頑張って!」と案内して去って行きました。また、この日の気温は昼間は18度で、夜でも16度と比較的暖かい夜だったのでパーカーとジャケットという軽装で並びました。
ちなみに自分のiPhone X受け取り番号は8番の順番だったので安心して並べました。KithやNikeなどの並びの場合は横入りや暴動などが起こることがよくありますが、iPhoneの並びならそこまでデカイことにはならないと思っていたのでバイヤーの時のような緊張感はありませんでした。
後、今思えばライトダウンジャケットを持って行けばよかったと後悔しています。
ライトダウンジャケットを持って行ったほうがよかった理由はまた後で話します。
NikeやKithなどの並びとは違い、警察も多くて、周りも危険な雰囲気はなかったのでパソコンを出して記事を書いていました。日本とは違うのであまり高価なもの(パソコンなど)出さない方が身のためですが、自己判断で作業しても大丈夫と踏み切りました。
また自分はスニーカーやアパレルの買い付けの時は必ずキャンプなどで使う折りたたみの椅子を持参するのですが、このiPhone Xの並びでは長時間座るとお尻が痛くなるパイプや体が痛くなるブルーシートで12時間耐久に挑戦する人が多かったですが、元バイヤーで並びに何度も言ってる自分に言われせれば、、、「そんな椅子では絶対ダメです」
前日の夜から10時間以上並ぶ場合は「寝ること」と「気温」を予想しないといけませんが、その時に背もたれが動かないパイプ椅子や地べたにほぼ直で寝ないといけないプルーシートでは変な体勢で寝ないといけないので、余計疲れます。
自分が並びの椅子を選ぶ上で大切なのは「いつでも動ける身軽な椅子」です。
サッといつでも指示があれば動けるように片付けが面倒ではなく、軽い椅子を持って並びに参加しましょう。
そして、並びの楽しいのが友達が出来ること。
この時も記事を1本書いたところで最近発売されたOFF WHITE x AIR JORDAN 1を履いてる人がいたので話しかけてみると転売ヤーで情報交換を色々して、最後は友達になりました。
日本の並びと違い、ニューヨークの並びは色々な国籍の人がいるので並んでいて楽しいです。共通の趣味の多国籍の人と知り合える並びは好きです。
たまに英語ができないと友達なんて出来ないと思ってる方もいるかもしれないですが、共通の趣味がある場合は言語よりも熱量のほうが伝わりやすいので相手も親身に聞いてくれます。私たちは日本人なのでネイティブ英語が使えないことに劣等感じる必要はありません。
共通の趣味がある人には10時間以上並ぶ並びだからこそ、思い切って声をかけてみましょう!
この段階で並びの人数は40名ほど、残り8時間。
朝方の並びは想像以上に寒かった…
並びに参加する前に自分のiPhoneの天気アプリで気温をチェックしていたけど、ビルの隙間風なのか、知らない間に体が冷えたのかわからないけど、とりあえず想像以上に寒かったのでトイレに行きたくなった。
この時に大切なのは周りの並び仲間との連携です。
並びでは前後の並びの人と仲良くなっておくと、トイレや食べ物を買いに行く時に「ちょっと席見ておいてくれる?」と気軽にいうことができるし、何かトラブルになった時も証人として助けてくれる。「え?そこまでする?」と思う方もいるかもしれないけど、自分が知る限りでのニューヨークの並びではちゃんと並んでいても、100%購入できるわけではない。
実際にこの写真もiPhoneの時間が見えるように撮影していたり、この写真とは別で前後の並びの人数がわかるような写真も撮影しています。このように自分の番号を守るためにも前後の人とは仲良くなっておきましょう。
そして、自分も横の方に席を見てもらい、近くのマクドナルドで紅茶の購入とトイレをしに行きましたが、ニューヨークの深夜のマクドナルドのスタッフの対応の遅さは異常。
この時も8人レジに並んでおり、スタッフが1人のお客をさばくのに5分以上かかっている始末。またニューヨークのマクドナルドの多くのトイレは商品購入後でないと利用することができないところが多く、この時も「精算後にトイレ利用可」と張り紙があったのでトイレを我慢しながら15分列で待ったが、自分の番になっても鼻歌歌いながら作業するスタッフに本気でイラッとした。
そして、凍える体に温かいお茶を流し込みながら列に戻りました。
ちなみに0時を過ぎた頃くらいから警察官が1時間に数回並びを見にくるようになり、警察がいればとりあえず暴力事件は起きないと踏んでいたので、安心しました。
そんな中、記事を2時くらいまで書いていましたが、寒さの限界から集中力が完全に切れてしまい、Youtubeで警察24時を1人鑑賞。そして、3時頃から30分ほど知らない間に椅子に座ったまま、変な格好で30分ほど寝落ち。
起きると、体の震えが止まらない。
多分寝てる時に冷気が服の間から入ってきたのだろうか、体が芯から冷えている。とりあえず、暖かい紅茶を飲んで体を小さくして体温が逃げないように小さくなりながら2時間ほど耐えることに。
この段階で並びの人数は70名ほど、残り3時間。
少し体が動けるようになったのでiPhone X最後尾を見に行こうと思ったのですが、想像以上に体が全く温まってない。
実は2017年秋の天候は少しおかしく、急に冬の寒さになったり、夏のような暑さになったりと異常気象が続いています。この日もそうだったのかもしれないですが、間違いなくiPhoneの天気アプリで表示された温度よりも体感温度は低かったです。
この体験から今年のブラックフライデー並びに行くのはやめようと心に決めたのもこの時です。
2017年保存版!ニューヨークのブラックフライデーセール情報&ブラックフライデー攻略法
そして、クイーンズセンターのアップルセンター入り口に移動できる7時まで外で待機。
この段階で並びの人数は不明、残り1時間。
そして、7時になってアップルストアーのスタッフが20名ずつクイーンズセンター内に誘導開始。自分は8番だったので1回目のグループでモール内に入ることに成功。
アップルストアーに向かう間も自分のフォロワーの人たちにiPhone Xを買う瞬間をシェアするため、インスタライブを開始。
自分が確認できる範囲で合計100人くらいの人がクイーンズセンター内に入場できたけど、残りの人はまだ外で待機をしているみたいだった。
そして、ついにオープン!
iPhone X本体を購入するだけなら会話もしないで終わるのですが、自分はiPhone Upgrade Programに入るため、アップルスタッフと嫌でも英語で話さないといけなかったので残り少ない体力を温存していました。
自分はiPhone 3GSからのiPhoneユーザーということもあり、今回はアメリカのアップルのみで展開しているiPhone Upgrade Programに参加しようと思っていました。
iPhone Upgrade Programは2年契約でSIMフリー版のiPhone 6s・6s Plusを購入し、12ヶ月間の支払いが完了すれば新しいiPhoneに買い換えできます。買い替えには今使っているiPhoneの下取りが必須です。
この制度はiPhoneを長期間使っているヘビーユーザーなら誰もが参加したいサービスなのですが、これは市民権を持っている方またはグリーンカード(永住権)のビザステータスを持っている人でかつ、クレジットヒストリーが必要になります。
日本人の多くがビザのステータスの部分だけでもハードルが高いですが、アメリカでクレジットヒストリーを作るのは本当に大変です。どれくらい大変かは「始めてニューヨークでクレジットカードを作ろうとしたけど作れなかった!そんな私が作れなかった理由と解決方法」で紹介しています。
このiPhone Upgrade Programを利用してiPhone X(256G)を購入すると月額55ドルくらいで利用できるだけでなく、新作のiPhoneが発売される場合は優先的に交換してくれることもあり、利用する気満々でしたが、、、利用できませんでした。
やっぱりクレジットヒストリーで弾かれてしまいました。
自分の経験と周りの話を中心に想像するに、クレジットヒストリーは数年税金をしっかり納めていても、移民は数年でアメリカ人の税金をクリアに払っている人と同じ扱いにはならない。実際に自分も会計士を雇って会社を経営して、税金も払っているが通らなかった。
iPhone Xの並びに参加する前までは月55ドルの出費で済むと思って並んでいたが、
まさかの出費、約13万。(一括購入)
クレジットヒストリーがないのは自分のせいだけど、アメリカよ…厳しすぎる…月55ドルくらい出す経済力は100%あるが、クレジットヒストリーが通らなかったのだからしょうがない。
iPhone Xが他のiPhoneと大きく違うのが画面破損をした際の修理費です。
高額な修理費を支払わないためにAppleCareに入る人もいますが、iPhone XのAppleCareは普通の値段よりも高いです。修理費が高いのが理由ですが、その前に画面が割れない対策ということでガラスケースとケースを購入。
iPhone X購入後はアップルスタッフが実際にiPhone Xでどんなことができるのかを紹介してくれます。
日本に住んでる時にニュースでニューヨークの5番街にあるアップルストアーは新作iPhone発売になると数日前から並びが発生しますが、もしニューヨークで新作iPhoneを購入を考えているならマンハッタンではなく、ブルックリンやクイーンズやニュージャージで購入することをオススメします。
特にニュージャージは税率が変わり、ニューヨークで新作iPhone購入するよりも安く購入できます。
そして、ニューヨークの昼と夜では時期によっては体感温度と実際の気温が異なることがあります。なので、時期に合わせて着脱がスムーズにできる格好で並びに参加しましょう。
最後にアメリカのアップルストアーでSimフリー(アンロック)のiPhoneが欲しい場合はT-mobileのキャリアを選択することでSimフリー(アンロック)のiPhoneが手に入ります。
では、新作のiPhoneをニューヨークのどこかのアップルストアーで並ぼうと思っている人は参考にしてください!そして、すでにiPhone Xを購入した人はケースとガラスフィルムは無駄な出費を減らすためにも購入しておきましょう。
※この記事は2017/11/04に公開した情報になります
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