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始めてニューヨークでクレジットカードを作ろうとしたけど作れなかった!そんな私が作れなかった理由と解決方法

こんにちは、Ryo(@nydewebdesign)です!NYもぽかぽか陽気で気持ちいい〜

さて、アメリカで便利なことの一つといえば、気軽にクレジットカードが使えること。スタバでコーヒー1杯買うのにクレジット払いもこちらでは当たり前ということもあり、始めてニューヨークでクレジットカードを今回作ろうと思ったのですが…私は簡単に作れませんでした。

もし、「アメリカはカード社会って聞いたし、こっちに来てからクレジットカードを作ろう」なんて気軽に思ってる貴方、、、

甘い!甘すぎるっ!!!

この記事ではなぜ私が簡単にクレジットカードを作ることができなかったのかを紹介したいと思います。

信用がないとニューヨークではクレジットカードは作れない

私は現地のCitibankにドル口座を持っていますが、アメリカの口座はだいたいどのキャッシュカードも「デビット機能」が付いてくるので、この9ヶ月はデビットカード(とたまに日本のカード)だけで暮らしてました。

でもそろそろマイレージが貯まるクレジットカードに切り替えた方が得かな〜、なんて軽い気持ちでクレジットカードの申請をしてみたら、そこには衝撃の結果が待っていたのです…

ニューヨークでクレジットカードを作る前に
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ちょっと、これ見て!w

 


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この子アメリカの事何もわかってないじゃん!w

 


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これクレジットカード作れる?無理だよね?

 


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100%無理だね!まぁとりあえずアナウンスしておくか…

 


クレジットカードの申請却下された!

とりあえずUnited Airlinesのマイレージが貯まるクレジットカードを申請。必要情報を入力して〜、利用規約を読んで〜、ポチッ。

「申請ありがとうございます。2週間以内に審査の結果を郵便にてお知らせいたします」

よしっ、これで申請完了。

—2週間後—

UA「残念ながら貴方のクレジットヒストリーが足りないので、申請を却下しました」

お、落ちてるーーー!?(泣)

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…ってクレジットヒストリー??何それ?

 


クレジットヒストリーとは「こいつはこの程度の支払い能力があって、今の収入と支払状況ならだいたい限度額こんなもん」と信用会社がカード発行会社に対して保証するものです。

アメリカはどこでもカードが使える代わりに、支払い能力がきちんと証明できないとカードが持てないのです!!

日本だとマ◯イとかパ◯コとかデパート系のカードも豊富にあるし、学生でも結構簡単にカードが作れますよね。しかし、日本で何枚クレジットカードを持っていようが、何百万使っていようが…

日本での支払い実績は 全 く 関 係 あ り ま せ ん!!!!!

ちなみにヒストリーが無いと、場合によってはアパートが借りられない・ローンが組めない、などなど日常生活で不便なことがたくさん起こるらしいです。

ニューヨークでクレジットヒストリーの作り方

じゃあヒストリーが無い人はどうしたらいいのでしょうか?答えは簡単です。

地道に貯めるしかありません。

解決策の一つとして、ソーシャルセキュリティーナンバーがある場合は「セキュアードカード(Secured Card)」を作ることができます。

担保つきカード。米国は1980年代後半から1990年代初めにかけて、長い不況を体験したが、この間に個人破産などでクレジットカードを持てなくなった消費者が増えた。こうした消費者の中から、「信用供与は受けなくてよいが、キャッシュレスサービスは利用したい」とのニーズが高まった。このため、一部の銀行では、一定金額以上の拘束預金を積ませたうえで、その預金の範囲内のクレジットラインのカードを特別に発行するサービスを開始した。この種のカードを「セキュアードカード(担保付きカード)」と呼ぶ。http://www.ncbi.jp

これはデポジット額を限度額として、クレジットカードと同様に使用できる初心者向けカード。
口座を持っているアメリカの銀行であれば大概どこでも発行してくれます。
(例えば申請時に500ドルをデポジットで預けた場合、毎月の限度額は500ドルとなり、その中で使った分が自身のクレジットヒストリーとして積算されます。)

私が作ったCitibankのセキュアードカードは、発行から18ヶ月が経った時点で支払い能力に問題ないとみなされれば、やっとクレジットカードの発行が認められて、預けたデポジットももちろん返金されます。私は今これで必死にクレジットヒストリーを貯めています。

ソーシャルセキュリティーナンバーが無い学生さん向けには、スチューデントクレジットカードも数多くあるみたいです。これで学生時代からコツコツとヒストリーを貯めてる人もたくさんいます。

ニューヨークでクレジットカードをつくるなら早めに

まあ実際には、アメリカは家賃や光熱費が小切手払いのことも多いし、高額な買い物をすることも無い(できない)人は、デビットカードでもぶっちゃけ不自由しません。むしろクレジットカードだと手数料を取られる場合もあるし、年会費も無料のものは殆どないです。

しかし作りたいと思った時にすぐ作れないのがアメリカの落とし穴。

そもそも外国人がクレジットカードやローンを組むのって難しいに決まってます。市民権持った人と結婚してジョイントカード作るとか、現地の友達に協力してもらうとか色々他にも解決策はありますが、人生そんなにうまくはいきません。笑

とにかくアメリカでの長期生活プランを考えている人は今からヒストリーを貯め始めるのが得策です!

(※カード会社や申し込み時期によって規約が異なるので、申請の際は各自で確認してから申し込んでくださいね。)

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女「この子だいぶ理解したみたいだよ!」
男「よし、これならOK!クレジットカード発行準備だ!

※この記事は2015/04/22に公開した情報になります
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Kei | 小さなニューヨーカー
1週間でニューヨーカーと結婚したり、急に離婚してニューヨークでホームレスになったりと色々経験済。コロナで事業全滅→新規事業立ち上げ→右肩上がり。NYC在住歴8年目でギャラリーや美術館好き。詳しい自己紹介はこちらから。