アート
大都会ニューヨークで働く、恋と仕事を頑張るキャリア・ウーマンが活躍する映画「プラダを着た悪魔」を映画好きの私が口コミ
映画「プラダを着た悪魔」
上映日:2006年 / 上映時間:120分
- 監督:デヴィッド・フランケル[ マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと ][ ワン チャンス ][ 素晴らしきかな、人生 ]
- キャスト[ メリル・ストリープ ][ アン・ハサウェイ ][ エミリー・ブラント ][ スタンリー・トゥッチ ][ エイドリアン・グレニアー ]
Lindsay22歳で上京し、アメリカ留学。現在はニューヨークやロサンゼルスなどの海外生活で培った幅広い知識を活かして、ライターとして各メディアで活動中。 http://celeb-hack.com 【メディア掲載実績】海外エンタメ情報サイトTV Groove/コスモポリタン ジャパンにてコラム/海外ドラマ検索アプリ「Binge Watcher/ビンジ・ウォッチャー」/2017年 Amazon プライム「バチェラー・ジャパン」シーズン2 |
※この記事はニューヨークやロサンゼルスなどの海外生活で培った幅広い知識を活かして、ライターとして各メディアで活動している「Lindsayさん」に寄稿していただた記事になります。
どうも、洋画、洋楽、海外ドラマ、セレブゴシップが大好きのLindsay(@lindsayuka)です!
この記事では公開から10年以上経つ今でも女性から根強く支持されているニューヨークが舞台の「プラダを着た悪魔」をご紹介します。
この映画は世界的に有名なファッション誌「ヴォーグ」で女性編集長のアシスタントをしていた女性が、実体験を基に書いたベストセラー小説を基に作られ大ヒットした映画として知られています。この記事では映画「プラダを着た悪魔」のあらすじや見どころ、ニューヨークの観光名所が使われている「ニューヨークを感じるシーン」をご紹介します。
目次[隠す]
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大都会ニューヨークで働くキャリア・ウーマンが活躍する映画「プラダを着た悪魔」
映画「プラダを着た悪魔」は大学を卒業し、ジャーナリストを目指して田舎町からニューヨークにやって来たアンディ(アン・ハサウェイ)が主役の映画です。彼女は出版社に次々と履歴書を送り、その中から一流ファッション誌「ランウェイ」から仕事の採用の連絡を受けます。
この一流ファッション誌「ランウェイ」で仕事をするのは世界中の女性の憧れでした。
見事「ランウェイ」での採用されたアンディは、編集長のミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントの仕事を手に入れるのですが、このミランダ(編集長)は周りから恐れられるほどの鬼編集長と言われており、彼女の仕事の要求に耐えれずに今までに何人ものアシスタントがクビになったという過酷な編集長の元での仕事でした。
そして、仕事が始まると案の定ミランダから四六時中仕事の鳴り止まない電話や毎日のように押し付けられる無理難題で次第にプライベートの時間を失っていくアンディ。果たして、こんな「戦場」とも言えるこの職場で彼女は憧れていたキャリアを手に入れられるのでしょうか?
この映画「プラダを着た悪魔」はそんな大都会ニューヨークで働く、恋と仕事を頑張るキャリア・ウーマンが活躍する映画の話です。
映画「プラダを着た悪魔」の見どころ
映画「プラダを着た悪魔」の見所は何と言っても大都会ニューヨークで働くキャリア・ウーマンの姿です!
片手にコーヒーカップを持ち、ハイブランドのハイヒールを履いてニューヨークの街を颯爽と歩く姿は女性なら誰もが憧れる「働く女性」の姿を主人公のアンディは体現しています。
また、一流ブランドが集まるパリでのファッションショーやパーティーなど「ファッションの流行を作る」ファッション誌とも言われている「ランウェイ」での毎日の仕事は見ているだけでもとても刺激的です。
他にもどんな見所があるのか個人的に気になったポイントのみ紹介します。
ダサい姿から大変身を遂げるアンディの姿は必見!
一流ファッション誌「ランウェイ」で働いている女性はハイブランドの洋服に身を包んだ女性たちなのに対して、入社したばかりのアンディは対照的な「ファッション疎い」女性。
そんな社内でも浮いた彼女でしたが、スタイリストのナイジェルによりセンスが磨かれ、ジミー・チュウやシャネルなどの憧れのハイブランドの服を着こなし、見違えるほど洗練された女性に変貌を遂げる姿は見どころです。
編集長ミランダのモデルは、実在した有名ファッション誌のあの人?!
実は鬼編集長のミランダには、実在のモデルになった方がいます。
それは雑誌「ヴォーグ」のボブカットとサングラスがトレードマークの編集長のアナ・ウインターです。彼女はファッション・トレンドに対する鋭い視点を持ち、業界に多大な貢献した人物としてファッション業界でも有名な方です。
そして、映画「プラダを着た悪魔」で鬼編集長のミランダを演じたメリル・ストリープは作品内での演技力が高く評価され、本作でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされました。
ハイブランドを華やかなにきこなすキャリアウーマン
ファッション業界を描く物語である映画「プラダを着た悪魔」は、靴や服、バッグや小物までが世界的ハイブランドの商品でコーディネートされています。
映画「プラダを着た悪魔」ではニューヨークらしい派手な衣装が使われていますが、このスタイリストを担当したパトリシア・フィールドは同じくニューヨークが舞台の「セックス・アンド・ザ・シティ」のスタイリストとしても有名な女性です。
そして、驚くのはこの映画内で使われた衣装代です。全ての衣装代を合計すると約1億円かかったとも噂されています。
彼女にとって本当の意味での「仕事」とは?
この映画ではファッション業界の華やかさを紹介するのと一緒に「人の要望に応えることの難しさ」や「決断力の大切さ」についても描かれています。
どんな仕事でもプロフェッショナルな仕事をしている人には「犠牲」がつきものです。時には家族や友人など、自分のプライベートよりも仕事を優先しなくてはいけない事もあり、一見辛い人生のように見えますが、そんな苦労を乗り越えることが出来れば、理想の自分になれるのだから頑張れ!と必死に努力をする人の背中を押してくれるような、元気付けられる作品です。
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映画「プラダを着た悪魔」でニューヨークを感じるシーン
映画「プラダを着た悪魔」ではニューヨークを感じるシーンが数多くあり、その中でもニューヨークの観光名所や有名なお店を紹介します。
また、実際に映画「プラダを着た悪魔」を見て、どこのシーンで使われているか記事を読みながら映画を見てみると実際に行ったときに120倍楽しむことができますので、是非渡米前にチェックしてください!
映画「プラダを着た悪魔」のロケ地「タイムズスクエア」
アンディを訪ねてきたお父さんとの食事中に乗るはずだったフライトがキャンセルになったとミランダから入電があり、再手配をしようと奔走するシーンは「タイムズスクエア」で撮影されました。
タイムズスクエアは24時間眠らない街として知られており、夜遅くに出歩いても警察も人もいるので危なくありません。
映画「プラダを着た悪魔」のロケ地「セント・レジス・ホテル」
アンディがクリスチャンに懇願し、ミランダの双子のために出版前のハリー・ポッターを入手した場所こそセント・レジス・ホテルの「キング・コール・バー」です。
このセント・レジス・ホテルはニューヨークの名門アスター家のジョン・ジャコブ・アスター4世が上流階級の家族向けにアット・ホームなリラックスできるホテルを作ろうと1904年に開業したホテルです。そして、このホテルの中に「キング・コール・バー」があり、このバーはウォッカとトマトジュースでピリッと辛い「Bloody Mary(ブラディー・メアリー)」が発明されたバーとしても知られています。
映画のロケ地「スミス&ウォレンスキー」
ミランダに「昼食にステーキを買ってきて」と言われアンディが走ったのは、1977年創業の老舗ステーキ屋「スミス&ウォレンスキー」。
映画「プラダを着た悪魔」のロケ地「マグノリアベーカリー」
アンディが彼氏のネイトの誕生日に寄ったお店が可愛らしいカラフルなカップケーキが並ぶ人気店「マグノリアベーカリー」です。
「マグノリアベーカリー」はセックスアンドザシティのロケ地としても使われたニューヨーク生まれのカップケーキ屋さんで、ニューヨーク内に5店舗のお店があるので、カップケーキが食べたい方は足を運んでみてください!
映画「プラダを着た悪魔」のロケ地「セントラルパーク」
ランウェイ誌の「都会のジャングル」企画で撮影をしていた場所がマンハッタンの真ん中にあるアメリカ最大の人口公園「セントラルパーク」の公園内です。
映画の中ではセブラやレオパード柄を纏い、都会で戦う現代女性の姿を撮影していました。
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映画「プラダを着た悪魔」のネタバレ
※ 以下の記事は私が実際に映画を見て感じた感想文になります。このネタバレを読むと映画の内容がわかってしまう場合があるので、「もう少しだけ映画の内容を理解してから、映画を見たい」と言う方は読んでください。
ファッションセンスが磨かれ、仕事もこなせるようになったアンディは、彼氏のネイトの誕生日よりも仕事を優先させてしまいます。その結果、ネイトと別れることに。彼氏や友達よりも仕事を最優先にするアンディはまるで、かつて彼女が非難していたミランダの姿そのものでした。
ミランダはアンディの仕事ぶりを高く評価し、パリコレに同行するアシスタントをエミリーではなくアンディに変更。いざパリに向かったアンディですが、そこで思わぬ事実を耳にします。ミランダを失脚させ、フランス版ランウェイの編集長にその座につかせる計画が進行していたのです。
そのことをミランダに知らせようとしたアンディですが、ミランダは既に知っており、彼女の右腕のナイジェルに約束した役職を、フランス版ランウェイの編集長に譲っていました。
必死でミランダを救おうとしたアンディは、ミランダの口から「あなたは私に似ている。」という思いがけない言葉を聞きます。続けて「誰もが私たちになりたがっている。」とミランダは断言しますが、ナイジェルを裏切ってまで自分の身を守ったミランダと自分には決定的な違いを感じたアンディは車から降り、携帯電話を噴水に投げ捨てます。こうして彼女は、ランウェイを去ることになりました。
帰国後、アンディは大手新聞社の面接を受けます。そこで、面接の担当者がミランダから「彼女は今までで最も期待を裏切ってくれたアシスタント。もしも彼女を雇わないなら。あなたは大バカ者よ。」と直筆のFAXを受け取っていたことを知ります。
面接の帰り道、ミランダを見かけたアンディ。目が合うものの、ミランダはいつものように素っ気なく車に乗り込みます。その顔にはうっすらと笑みが浮かんでいるのでした。
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映画「プラダを着た悪魔」
上映日:2006年 / 上映時間:120分
- 監督:デヴィッド・フランケル[ マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと ][ ワン チャンス ][ 素晴らしきかな、人生 ]
- キャスト[ メリル・ストリープ ][ アン・ハサウェイ ][ エミリー・ブラント ][ スタンリー・トゥッチ ][ エイドリアン・グレニアー ]
※この記事は2019/04/02に公開した情報になります
※当サイトに掲載された情報については、その内容の正確性等に対して、一切保障するものではありません。
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