アート
ニューヨークのミッドタウンには世界を代表する現代アート美術館「現代美術館(MOMA)」がありますが、この「現代美術館(MOMA)」は2014年から大きなリニューアル準備が始まり、2019年6月に全体的なリニューアルに踏み切り一時閉館しました。そして、2019年10月後半に正式にリニューアルオープンしました!
新しくリニューアルした「現代美術館(MOMA)」に行ってきたよ!展示スペースが広くなって、ゆっくり鑑賞できるようになったのが個人的に1番嬉しいw pic.twitter.com/1tcUPptcyc
— Kei | 小さなニューヨーカー (@smallnycer) 2020年1月23日
リニューアル後の「現代美術館(MOMA)」は来館者にとって居心地の良い体験ができるように展示スペースが全体的に広くなったり、チケット購入窓口の改善など従来の「現代美術館(MOMA)」で問題になっていた部分が改善されました。
以前「初めて行く方必読!ニューヨーク現代美術館(MOMA)の行き方から入場料まで細かく教えます」の記事で「現代美術館(MOMA)」について紹介しましたが、今回の改装工事によって多少変わった部分もあるので特に気なった3つの変化を紹介します。
ちなみに改装後も毎週金曜日の夕方4時以降はユニクロが提携するプロジェクトの一環で無料で入場できますが、30分から1時間は外で待たないと入場できないので、ご注意ください。
(関連記事:現代美術館(MOMA)が毎週金曜日夕方4時以降は無料で入場できるらしいので実際に行ってみた!)
目次[隠す]
今回の改装工事は2019年10月21日から約4カ月間おこなわれました。今回の改装工事にはこちらの記事で紹介したニューヨークの観光名所「ハイライン」をデザインしたことでも知られるディラー・スコフィディオもプロジェクトに参加しており、改装工事にかかった費用は4億5000万ドル(約490億円)とも言われています。
この改装工事のおかげで「現代美術館(MOMA)」の総面積は改装前に比べて16パーセント増えた6万5000平米(メトロポリタン美術館のおよそ3分の1)の広さがあり、ギャラリースペースも約3700平米広くなり、展示スペースは改装前に比べて30パーセント広くなりました。
この記事では自分が実際に改装後の「現代美術館(MOMA)」に行って感じた3つの変化について紹介します。
改装後の「現代美術館(MOMA)」は先ほど書いたように改装前に比べて16パーセント増えた6万5000平米の広くなったことで展示作品も改装前に比べて1,000点以上増えました。
改装前の「現代美術館(MOMA)」を知ってる人は「え?!あの狭い空間の中に1,000点以上展示品増えたの?」と驚くかもしれないですが、総面積が増えたことで人の流れが滞留する場所の改善もされ、快適に作品を鑑賞できるようになりました。
特に自分も改装前の「現代美術館(MOMA)」の展示スペースは全体的に狭いイメージがあり、人垣をかき分けながらの作品鑑賞をする必要がありましたが、改装後にはそれらのストレスは感じないで鑑賞することができました。ゆっくり現代アートを見たい人には嬉しい朗報ですね!
他にも展示フロア間の移動はエスカレーターとエレベーター以外にも展示フロア間を繋ぐ階段も設置されて便利になりました。
展示されている作品は約1000点ほど増えましたが、メインで展示されている作品は改装前の「現代美術館(MOMA)」を紹介した「初めて行く方必読!ニューヨーク現代美術館(MOMA)の行き方から入場料まで細かく教えます」の記事で紹介していますので、そちらの記事で作品についてはご確認ください。
今回の改装工事で大きく変わったのが「休憩スペース」が大幅に増えたことです。例えば誰でも入ることが出来る1階スペース部分には従来は椅子の設置はなかったですが、改装工事後はチケット販売機の向かいに座れる広めの休憩スペースが作られました。
もちろん他のフロアーにも休憩スペースはいくつもあり、その中でも2階にあるお土産コーナーがある向かいにある休憩スペースにはスマホが充電できるカフェもあるので鑑賞に疲れた方やスマホを充電したい方はこちらの休憩スペースで休んでください。
ちなみにこのカフェでホットチョコレートとパンのセットで約10ドルくらいでした。
改装前は「現代美術館(MOMA)」のグッズを買おうと思ったら向かいにある誰でも入場できる「MOMA STORE」で購入するか建物の2階と6階にあるお土産コーナーで買うしかなかったのですが、今回の改装によって地下に誰でも入場できる巨大お土産コーナー「The Museum Store」がオープンしました!
「The Museum Store」で売られてる商品は「MOMA STORE」と販売しているものはだいたい同じですが、「現代美術館(MOMA)」でしか購入できない商品がたくさんあることからニューヨーク旅行者にオススメのお土産購入スポットです。
例えば今回のリニューアルに合わせて発売された「Hello Again」のデザインのパーカーやオノヨーコさんがデザインした「平和」をテーマにしたデザインのアパレルは「現代美術館(MOMA)」でしか購入できないアイテムになります。
また改装前から人気のある「現代美術館(MOMA)」のロゴデザインのアパレルは子供用まで用意されていますので、親子で是非着てください!他にどんなものが「The Museum Store」で売っているかは「MOMA STORE」について紹介したコチラの記事を読むと参考になると思うので興味ある方は読んでみてください。
(関連記事:子供向けのお土産もあり!ソーホーにある現代美術館(MOMA)デザインストアでお洒落土産を買おう)
改装後の「現代美術館(MOMA)」は一般入場チケット料金は25ドルになりますが、冒頭にも書いたように毎週金曜日の4時以降は無料で入場することができます。ですが、毎回多くの人が無料で入るために外で並んでおり、この金曜日の無料の時間帯に行く場合は最低でも30分以上は並ばないと入場できないことがほとんどなのでご注意ください。
実際に金曜日の無料の時間帯に行った記事は「現代美術館(MOMA)が毎週金曜日夕方4時以降は無料で入場できるらしいので実際に行ってみた!」の記事で書いているので、金曜日に行こうと考えている方は参考にしてください。
オススメ度 : ★★★★★
住所:11 W 53rd St, New York, NY 10019 アメリカ合衆国
電話番号: 1 (212) 708-9400
営業時間:10時30分~17時30分(金曜日のみ10時30分~20時00分)
最寄り駅:5Ave 53st(EM線)
WIFI:あり
電源:あり
トイレ:あり
ホームページ:http://www.moma.org/
※この記事は2020/01/26に公開した情報になります
※当サイトに掲載された情報については、その内容の正確性等に対して、一切保障するものではありません。
ご利用等、閲覧者自身のご判断で行なうようお願い致します。
当ウェブサイトに掲載された情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者は一切責任を負いかねます。
僕がこのブログを運営しています!