アート
土曜日は無料?ニューヨークにあるグッゲンハイム美術館美術館の入場料金と見どころ

ニューヨーク旅行に来られる方の中で「無料で入場できるニューヨークの美術館(ミュージアム)!おすすめ8選」で紹介したニューヨークの有名美術館に無料でたくさん入場しようと思っている方も多いですが、ニューヨークの美術館の中には無料で入場できる美術館とドネーションで入場できる美術館に別れています。
ドネーションとは寄付のことです。ニューヨークの美術館でドネーション制度を使って入場する場合は1セント以上の入場料金の支払いが必要です。
「1ドルで入場できるニューヨークの美術館(ミュージアム)!おすすめ13選」で紹介したニューヨークの一部の美術館では特定の曜日に限り「ドネーション」を利用して入場することができ、この記事で紹介するグッゲンハイム美術館もドネーションを利用して1セントで入場が出来ます。
大切なのでもう一度言います!グッゲンハイム美術館は毎週土曜日の17:45からドネーションを利用して1セントから入場できます!無料ではグッゲンハイム美術館は入場できません!
そして、多くのニューヨーク旅行者の方がドネーション制度を利用してグッゲンハイム美術館のアート作品を見たいと思いますので、この記事では実際に土曜日の17:45から利用できるドネーション制度を利用してグッゲンハイム美術館の一流アート作品をみに行きましたので、ドネーション制度を利用したグッゲンハイム美術館入場方法と見どころ作品を紹介します。
大好物です、、、最高です、、、🌹 pic.twitter.com/spPDv6Mpiv
— Kei | 小さなニューヨーカー (@smallnycer) 2019年10月13日
また2019/11までBasquiatの特別展示をしていますので、期間内にニューヨーク旅行に来られる方はこちらも是非足を運んでください。
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毎週土曜日のグッゲンハイム美術館はドネーションを利用して入場する方法
グッゲンハイム美術館は大人通常25ドル(15ドル)、子供18ドル(10ドル)ドルで入場できますが、毎週土曜日の17:45からドネーション制度を利用してグッゲンハイム美術館に入場することが出来ます。
※()の中の金額はエキシビションがない場合のグッゲンハイム美術館の入場料になります。
何度も言いますが毎週土曜日のグッゲンハイム美術館は無料ではありません。ドネーションです。
グッゲンハイム美術館では毎週土曜日の夕方5:45からはドネーションで1セントから入場出来ますが、ドネーションで入りたい人が多く、毎回1時間くらい前から結構並んでます。 pic.twitter.com/TXGNhS5tBK
— 小さなニューヨーカー (@smallnycer) 2018年9月7日
このドネーション制度を利用してグッゲンハイム美術館に行こうとしてる方は多く、17:15の段階でこれだけの人が並んでおり、30分ほどグッゲンハイム美術館の外の道路沿いで待機しないといけません。
個人的な感想では列は想像以上に早く進むので待つのが苦手な人でも待てると思います。
そして、グッゲンハイム美術館の入場口でセキュリティーチェックがあり、カバン等の中身を確認後、1階のチケット販売カウンターの長い列に並んで入場チケットを購入します。
この時はドネーション制度を利用して3人で1ドルで入場しました。
グッゲンハイム美術館でのカバン等の持ち込みに関する注意事項
もしグッゲンハイム美術館に行く際にリュックなどの大きなカバンを持って行く場合は、それらの荷物を全てコートチェックで預けないといけませんので荷物は少ない状態で行くことをオススメします。またスーツケースなどの大きな荷物(約39cm x39cm以上)はコートチェックでも預かりが出来ないのでご注意ください。
この記事を書くためにグッゲンハイム美術館に自分が行った時はトートバックを持って入場しましたが、エコバックやトートバック程度の大きさなら持ち込みができました。ですが、それもスタッフ次第ではコートチェックに預けないといけないと思われます。
コートチェックとは上着や荷物を預けることができる便利なサービスで、コートチェック専属のスタッフがお客様の荷物を預かり、その際に数字の書かれた紙が渡されます。受け取りの際に先ほど受け取った数字の書かれた紙をコートチェック専属のスタッフに渡すと預けた上着や荷物を受け取ることが出来ますが、その際にチップで1-2ドル渡すことも忘れないでください。
また電動車椅子や補助犬を利用されている方の入場はもちろん、急遽車いすが必要な方向けに車いすの貸し出しも入り口のセキュリティガードが対応してくれるのですが、注意なのがベビーカーを利用してグッゲンハイム美術館に行こうと思っている方は幼児用のベビーカーやベイビーバックパックなどでの入場は禁止されていますのでご注意ください。
グッゲンハイム美術館のガイドツアーと音声ガイド
グッゲンハイム美術館では以下の2種類のガイドスタイルが用意されており、
- 無料&予約不要ガイドツアー
- アプリを使った音声ガイド
ガイドツアーを利用する場合はRamp 2(2階)にあるThannhauser Galleryの入り口にて毎日午後2時に英語になりますがグッゲンハイム美術館ガイドツアーが行われます。予約も不必要ですし、ガイドツアー自体も無料で申し込み出来ます。
またグッゲンハイム美術館は「Guggenheim App」というグッゲンハイム美術館の作品をアプリ内で紹介してくれるアプリを公式でリリースしていますが、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のみの対応になるため英語が苦手な人にはハードルが高いです。
また「英語の紹介になってもいいからグッゲンハイム美術館の作品内容が知りたい!」という方はグッゲンハイム美術館内で利用できる無料Wifiを利用してダウンロードするかチケット売り場の隣にあるMultimedia Guide deskにてガイドアプリ用の端末機の無料貸し出しをしているので、身分証明書を提示して借りてください。
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グッゲンハイム美術館の紹介と展示品の見どころ
最上階から下を見たら、こんな感じです! pic.twitter.com/nby9rLFDDy
— 小さなニューヨーカー (@smallnycer) 2018年9月7日
グッゲンハイム美術館は近現代美術専門の美術館として1937年に開館した美術館で、グッゲンハイム美術館に展示されている展示品はアメリカの鉱山王ソロモン・R・グッゲンハイムの「個人の現代美術品」が展示されています。
数年前まではグッゲンハイム美術館の館内での撮影は禁止されていましたが、今では個人利用での撮影のみ許可されており、脚立や自撮り棒の使用は禁止されています。またニューヨークの美術館でよくスケッチをしている方がいますが、ではえんぴつ、スケッチブック、ノートブックの使用は可能ですが、ボールペンやペイント用具、消しゴムなどは使用が禁止されています。
そして、グッゲンハイム美術館のことを知っている人に、グッゲンハイム美術館のオススメポイントを聞くと建築家フランク・ロイド・ライトが設計した「独特な螺旋状の構造」の建築物と
フランク・ロイド・ライトは、アメリカの建築家。 アメリカ大陸で多くの建築作品があり、日本にもいくつか作品を残している。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれる。https://ja.wikipedia.org/wiki
15分ごとに特別な布を使って掃除が入る、一般来場者でも利用できる本物の18金製で作られた「黄金の便器」の2つをよく耳にしますが、残念ことに2018年にホワイトハウスから「19世紀画家ゴッホの絵画」の貸し出し要請を受けたのに対し、トランプ大統領にこの18金製の「黄金の便器」を貸し出してしまったため、2018年9月の段階ではグッゲンハイム美術館で「黄金の便器」を見ることはできません。
「黄金の便器」が見れないのは残念ですが建築家フランク・ロイド・ライトが設計した「かたつむりの殻」のような作りをした館内は他の美術館では見ることのない「吹き抜け」は魅力的ですし、グッゲンハイム美術館が定期的に開催しているエキシビションもオススメです。
グッゲンハイム美術館の展示品の見どころ
グッゲンハイム美術館の展示品の見どころはエキシビションが開催されているときに展示されている有名アーティストの作品です。
この記事を書くために自分がグッゲンハイム美術館に足を運んだ時は「アルベルト・ジャコメッティ」の作品が展示されていましたが、この「アルベルト・ジャコメッティ」の作品数を一度にこれだけの量がみれる美術館は見たことがありません。
ジャコメッティはおもに彫刻家として知られるが、絵画や版画の作品も多い。第二次世界大戦以前にはシュルレアリスムの彫刻家と見なされていたが、もっともよく知られている作品群は、大戦後に作られた、針金のように極端に細く、長く引き伸ばされた人物彫刻である[1]。これらの作品はしばしば実存主義的と評される。スイスのイタリア語圏の出身だが、主にフランスで活動した。https://ja.wikipedia.org/wiki/
こちらの「アルベルト・ジャコメッティ」の作品は億単位の金額がついており、
彼の億単位の金額が付いている作品が何十点も展示されていました。この記事を書きに行った際は最上階の6階から3階まで「アルベルト・ジャコメッティ」の作品が展示されていました。
2階にはピカソなどの教科書にも載っている有名アーティストの作品が数多く展示されており、
ピカソを例にすると、この2枚の作品を比べるだけでも芸術の変化が強かった時代にピカソの画風がどのように変化したか比べて見ることができるのは面白かったです。
グッゲンハイム美術館のカフェとお土産
グッゲンハイム美術館には週末のみオープンしてる1階のカフェといつでも利用できるカフェが3階にあり、1階と6階にはグッゲンハイム美術館をテーマにしたお土産が販売しているギフトショップがあります。
この記事を書いてる時は「アルベルト・ジャコメッティ」の個展イベントをしていたこともあり、「アルベルト・ジャコメッティ」の作品に関するお土産もたくさん売っていました。
もちろんグッゲンハイム美術館をテーマにしたお土産も売っていますし、
建築家フランク・ロイド・ライトが設計した「かたつむりの殻」のようなグッゲンハイム美術館の外観、内観のデザインをモチーフに作られたお土産も売っていますし、
グッゲンハイム美術館に展示されている作品のポストカードなどもお土産で人気です。
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グッゲンハイム美術館の営業時間と入場料には注意
今まで多くの知り合いがニューヨークに遊びにきた際に「グッゲンハイム美術館はいつ無料で入場できるの?」と何度も聞かれましたが、冒頭に書いた通りグッゲンハイム美術館は毎週土曜日の17:45以降のみドネーション制度が利用できます。
また、グッゲンハイム美術館の営業時間と入場料は以下になります。
月~水曜日:10時~17時45分
木曜日:定休日
金曜日:10時~17時45分
土曜日:10時~19時45分
日曜日:10時~17時45分
※閉館時間の30分前に入場受付終了です。
最後にグッゲンハイム美術館に地下鉄で行く場合はニューヨークで一番大きな地下鉄「グランドセントラル」から4,5,6番線のアップタウン行きに乗って、「86th street」の駅で下車して5分以内の場所にあります。
最後にもう一度言いますが、グッゲンハイム美術館のドネーションが利用できるのは毎週土曜日の17:45以降になり、必ずキャッシュ(現金)で1セント以上持って並びましょう。
インフォメーション
オススメ度 : ★★★★★
住所:1071 5th Ave, New York, NY 10128
月~水曜日:10時~17時45分
木曜日:定休日
金曜日:10時~17時45分
土曜日:10時~19時45分
日曜日:10時~17時45分
※閉館時間の30分前に入場受付終了です。
最寄り駅:86th street(456線)
WIFI:あり
電源:なし
トイレ:あり
ホームページ:https://www.guggenheim.org/
※この記事は2019/12/13に公開した情報になります
※当サイトに掲載された情報については、その内容の正確性等に対して、一切保障するものではありません。
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