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アート

アバンギャルドな映像やクセのある作品を見たければ、ANTHOLOGY FILM ARCHIVESへ!


何十年ぶりに小林正樹監督の「人間の条件」約十時間を全部見て、予算や観客の嗜好、社会事情などを鑑みると、今の日本ではこのような映画を作ることはできないだろうなと、考えさせられたWhyTeaです。

今回はハリウッドの娯楽映画に食傷気味の人、変わった映像作品に出会いたい人、ひっそりアーティスティックな気分に浸りたい人、そんな方々にお薦めの映画館を紹介します。それはイーストビレッジの片隅に佇む古風な建物、ANTHOLOGY FILM ARCHIVES。

ANTHOLOGY FILM ARCHIVESは一癖も二癖もある個性的な映像作品を上映していますので、映画好きの人は是非。

ANTHOLOGY FILM ARCHIVESとは?


AFA 名前

入場者の覚悟を問うような厳しい入り口が見えたら、そこがANTHOLOGY FILM ARCHIVES。

名前からして威圧感に満ちているのが写真からも伝わると思いますが、映画館といってもここはANTHOLOGY FILM ARCHIVESというNPO組織が運営しているアーカイブ。実験映像や前衛映画などを(参考文献も含めて)数多く保存し、学者や研究者のために役立てているアカデミックな場所なんです。でも一般の人も入れるのでご心配なく。

ANTHOLOGY FILM ARCHIVESは娯楽ではなく、芸術としての映画を継続して見せる場としてスタートしました。
1970年にオープンした頃は、この組織が芸術としての価値が高いと評価した作品(コクトー、エイゼンシュタイン、チャップリン等々の映画)を集め、映像研究者のために上映することを目的としていたようです。

1970年から1975年にかけて集められた330タイトルは、「ESSENTIAL CINEMA」と称して今も定期的に上映されています。

その後も年に25本程度の作品を修復・保存し続け、ここで上映するだけでなく、他の博物館や映画祭などへの貸出を通じて映像財産を世界と共有しているのです。また、前衛映画に関する文献の数は世界一を誇っています。

ANTHOLOGY FILM ARCHIVESの中へ


AFA ロビー

ロビーには今は数少なくなった名画座の雰囲気が漂っています。

AFA ロビー2

ニューヨークの映画や芸術に関する催し物のチラシもたくさん置かれていました。


ここでは古典的名作やマニアに人気の高いカルト作品も上映されますが、インディペンデント映画や、アーチストによる実験・前衛映像、ドキュメンタリーなど、商業目的以外の作品も多く上映されています。

それこそがここの最大の特徴でしょう。

私も含め、多くの人にとっては全く馴染みのない世界ですが、思い切ってそういった作品を体験してみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれませんよ。実験的な作品だからといって必ずしも難解なものとは限りませんし。未知の世界に多く触れられるのもニューヨークの魅力の一つだと思います。

AFA 映写機

さり気なく展示されている懐かしい映写機やフィルム編集機も風情があって素敵です。

なんとシアターを借り切ることが可能なんです!


ANTHOLOGY FILM ARCHIVESのユニークなところがもう1つ...。なんとシアターを借り切ることが可能なんです!自信作でも駄作でも大スクリーンで上映してみたら結構面白いかも...。

この建物には上映設備が二つあるのですが、そのどちらも低料金でレンタル可能。大きい方のシアターが187席で1時間なんと350ドル。小さい方のシアターは72席で1時間たったの250ドル。しかも映写技師付きで!

35mm、16mmのフィルムから、ビデオ、DVD、Blu-ray、デジタルファイルまで様々な媒体で上映可能なので、ここを借り切って自主制作映画はもちろん、ホームビデオなどの上映会を開いて仲間内で楽しんでみてはどうでしょうか。きっと盛り上がると思いますよ。

ちなみに作品の質は問われないので、どんな駄作でも大丈夫です。

AFA シアター大

↑2階にある大きい方のシアター

AFA シアター小
↑こちらは1階の小さい方のシアター

さいごに


いかがでしょうか?私が初めてここを訪れた時のことを最後に紹介します。入館すると親切なお兄さんが2階のシアターまで案内してくれ、シアター内は和やかな雰囲気に包まれていました。上映前に先ほどのお兄さんが簡単なスピーチ。彼はどうやらこれから見る映画のプロデューサーだったみたい。スピーチが終ると上映が始まったのですが、これがなんとも出来の悪いシロモノ。

そう、私は入るシアターを間違えてしまったのです。

お目当てのドキュメンタリー映画を見る代わりに、シアターを借り切って上映していたアマチュア映画を見るはめになったのです。こんなマヌケな経験をするのもニューヨークにいるからこそと強引に自分を納得させました。

未知の世界に触れるといっても、見る作品の題名くらいは事前に覚えておきましょうね。上映予定と作品の簡単な内容はホームページに出ています。

インフォメーション


32 Second Avenue New York, NY 10003

オススメ度 : ★★★★
住所:32 Second Avenue New York, NY 10003
電話番号:(212) 505-5181
営業時間:(上映時間変動あり。詳しくはHPを見て下さい)
最寄り駅:2nd Avenue(F線)
WIFI:あり
電源:なし
トイレ:あり
ホームページ:http://anthologyfilmarchives.org/

※この記事は2015/05/28に公開した情報になります
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